バージョン 1.0 | 発効日 2026-08-21
本書は参考訳です。中国語版を正式版とします。
本ポリシーは二部構成です。私たちが他者のシステムに脆弱性を発見した場合の対応(第一部)と、Odysec のシステムに脆弱性を発見した場合の報告方法(第二部)。
第一部 — 私たちが脆弱性を発見した場合
1. 基本姿勢
Odysec は協調的開示(coordinated disclosure)を採用します。最終的な公開はユーザーの利益になりますが、その前にベンダーへ妥当な修正期間を与えるべきと考えます。
私たちは脆弱性を販売しません。 発見した脆弱性をブローカー・政府機関・その他第三者に売却せず、影響を受けるベンダーにのみ報告し、期限到来後に技術的詳細を公開します。
2. タイムライン
| 状況 | 期限 |
|---|---|
| 標準 | 報告日から 90 日 |
| ベンダーが修正中かつ誠実に対応 | 合計 120 日 まで延長可 |
| パッチ公開済み | 公開から 14 日 後に詳細を公表 |
| 実際に悪用されている場合 | 7 日 |
| ベンダーが 14 日間無応答 | TWCERT/CC または CERT/CC の調整へ移行(期限はリセットしない) |
期限は報告送付日から起算します。未読・社内転送・担当者交代によって停止しません。
3. プロセス
- 報告 — ベンダーのセキュリティ窓口(
security.txt→ 報告ページ → SECURITY.md → 一般窓口の順で探索)へ暗号化して送付。技術的詳細・再現手順・影響評価・当方の連絡先を含む。 - 受領確認 — 14 日以内の受領確認を依頼。
- 調整 — 修正スケジュールと公開時期を協議。具体的進捗があれば合理的な延長に応じる。
- CVE — MITRE または該当 CNA へ採番申請。
- 公開 — 原理と対策を説明する技術報告を公表。即座に使用可能な攻撃ツールは公開しない。
4. 早期公開
以下の場合、期限前の公開の権利を留保します。
- 脆弱性が実際に悪用されており、ユーザーが自衛のため直ちに知る必要がある;
- 詳細が第三者により公開・流出した;
- ベンダーが脆弱性の存在を公に否定し、または報告者へ法的威嚇を行った;
- ベンダーが修正しないと表明し、かつユーザーへの継続的リスクが存在する。
5. 私たちが行わないこと
- 報告前にいかなる詳細も公開しない;
- 公開を盾に対価を要求しない(ベンダーが自発的に提供するバグバウンティは受領し、報告書で開示する);
- 検証に必要な範囲を超えるデータへアクセスしない。誤ってユーザーデータに触れた場合は直ちに停止・通知・破棄する;
- 本番環境への破壊的テストを行わない。
第二部 — Odysec のシステムへの脆弱性報告
6. セーフハーバー
本ポリシーに誠実に従って報告いただいた場合、Odysec は以下を約束します。
- 報告者に対する民事・刑事上の追及を行わず、警察への通報もしない;
- 第三者が報告者を訴えた場合、本ポリシーに基づく正当な研究であったことを表明する;
- 謝辞への掲載は、実名・匿名を報告者の意向に従う。
7. 対象範囲
対象:Odysec 管理下のドメインとそのサブドメイン、公開しているツールとコード、公開サービス。
対象外:第三者サービス(私たちが利用中のものを含む)、ソーシャルエンジニアリング、メンバー個人アカウントへの攻撃、物理侵入、DoS/DDoS、自動スキャンによる低品質な報告。
8. 許可事項と禁止事項
許可:非破壊的なテスト、自分のテストアカウントのみの使用、脆弱性確認後の即時停止と報告。
禁止:他者データの閲覧・改変・削除、サービスの中断や性能低下、合意前の公開、研究以外の目的での利用。
9. 報告方法
- メール:
security@odysec.org - PGP:フィンガープリント
1360 6273 6DFC 9D4B C9A1 5312 6FD4 6C88 46C0 DA1B、公開鍵はhttps://odysec.org/pgp-key.txt - 応答:3 営業日以内に受領確認、10 営業日以内に初期評価。
- 謝辞:有効な報告は謝辞リストに掲載(匿名可)。現時点で金銭的報奨制度はありません。
| バージョン | 日付 | 摘要 |
|---|---|---|
| 1.0 | 2026-08-21 | 初版 |