バージョン 1.0 | 発効日 2026-08-21
本書は参考訳です。中国語版を正式版とします。
Odysec はサイバーとフィジカルの両領域にまたがるセキュリティ研究チームです。ご依頼の前にご自身のニーズが当チームの範囲に含まれるかを判断でき、また当チームの法的立場と行動の限界を社会に明らかにするため、本声明を公開します。
1. 法的立場
- Odysec は民間の研究チームであり、法執行機関ではありません。捜査権・捜索権・強制処分権を一切有しません。
- 探偵業者ではなく、探偵業に類する依頼は受けません(第 3 節参照)。
- 当チームの「調査」とは技術的分析と研究——公開情報の分析、依頼者自身の機器・システムのフォレンジック、攻撃手法と脅威動向の研究——を意味し、他者への偵察行為を含みません。
- Odysec の名を騙り法執行権限を主張する者がいた場合は、直ちに当チームへご通報ください。
2. 行うこと
2.1 自主研究(公開)
| 領域 | 内容 |
|---|---|
| サイバー | 脅威インテリジェンス、マルウェア解析、脆弱性研究、新たな攻撃手法の追跡 |
| パーソナルセキュリティ | 個人露出評価の方法論、デジタル・フットプリント削減、データブローカーからの削除、高リスク環境の OPSEC |
| 融合領域 | デジタル・フットプリントが物理的リスクへ転化する経路:トラッカー悪用と検出、ストーカーウェア、スマートホーム機器の物理侵入リスク、OSINT による居住地露出 |
自主研究の成果はすべて署名付きで公開し、外部の検証に開きます。
2.2 受託業務(秘密保持)
- セキュリティ評価・監査(ネットワーク、システム、設定)
- 個人・家庭のデジタル露出評価と改善提案
- インシデント対応とデジタル・フォレンジック(依頼者自身の機器・アカウント・システムに限る)
- 受託による物理セキュリティ評価・ペネトレーションテスト(第 4 節の条件を満たす場合)
- 教育研修と脅威認識トレーニング
依頼内容と依頼者の身元は厳格に秘匿します。詳細は研究倫理綱領第 7 節。
3. 行わないこと
以下は例外なく拒否します。報酬・関係・理由の如何を問いません。
3.1 探偵業類似行為
- 人探し・所在調査
- 不貞の証拠収集、婚姻・家庭紛争の調査
- 本人の同意のない身辺調査・経歴調査
- 債務者の追跡
3.2 第三者への監視
- 配偶者・パートナー・元交際相手・子・従業員その他第三者の監視への協力
- 他人の機器・所持品への監視ソフトや追跡装置の設置、設置代行、設置指導
- 同意のない位置特定・通信傍受・録音録画
- 他人のアカウント・スマートフォン・PC への侵入
誰かの監視をお考えの方には協力できません。ストーカー行為等防止法と刑法第 315-1 条の確認をお勧めします。自分が監視されているのではないかとご心配の方——それこそが当チームの研究領域です。ご連絡ください。
3.3 攻撃的行為とツール
- 第三者システムへの無許可の侵入・スキャン・テスト
- 報復代行、他者サービスの停止、データ破壊
- 脆弱性・攻撃ツール・監視ソフトの販売や仲介
- 法執行機関の捜査回避への協力
3.4 その他
- 法執行機関・公的機関・他人への成りすまし
- 研究を装った営業妨害や世論操作
- 研究の結論への影響を条件とするあらゆる報酬
- 「否定的な発見を公表しない」ことを条件とする依頼
4. 受託の前提条件
依頼を受ける前に以下を確認し、満たせない場合はお受けしません。
- 依頼者の身元と権限の確認 — 依頼者が対象への処分権限を持つこと(システムの所有者、機器の所持者本人など)。
- 書面による授権 — 範囲・時間帯・許可手法・明示的禁止事項・緊急中止条件・双方の連絡先を明記。
- 物理テストの追加要件 — 授権書原本の携行、現場との即時連絡手段の確立、必要に応じた所轄警察への事前連絡。
- フォレンジック対象の帰属 — 依頼者が所有または適法に管理する機器に限る。
依頼目的が当初の説明と異なると判明した場合を含め、いかなる段階でも辞退・中止する権利を留保します。
5. 範囲外の場合のご案内
ご相談が当チームの範囲外である場合、以下が適切です(台湾国内の窓口)。
| ニーズ | 窓口 |
|---|---|
| 詐欺被害・送金被害 | 165 詐欺対策ホットライン、警察への被害届 |
| 刑事事件(侵入・脅迫・ストーキング) | 各地警察の刑事部門、ストーカー行為等防止法に基づく保護命令 |
| 家庭内暴力・身の危険 | 113 保護ホットライン、110 |
| 人探し・民事紛争の証拠収集 | 正規登録の探偵業者、弁護士 |
| 法的判断・訴訟 | 弁護士、弁護士会の法律相談 |
| 個人情報漏えいの申立て | 当該組織の個人情報保護窓口、所管当局 |
技術的な方向性の助言は可能な範囲で行いますが、上記の代行はいたしません。
6. 連絡先
- 一般:
contact@odysec.org - セキュリティ報告:
security@odysec.org(PGP フィンガープリント1360 6273 6DFC 9D4B C9A1 5312 6FD4 6C88 46C0 DA1B) - 倫理申立て:
ethics@odysec.org
関連文書:研究倫理綱領、脆弱性開示ポリシー。
| バージョン | 日付 | 摘要 |
|---|---|---|
| 1.0 | 2026-08-21 | 初版 |